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たけおリポート

河村たけおの耳袋

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“耳袋は、知恵袋”
政治不信が叫ばれる今、有権者は政治に対してどんな意識を持っているのだろう。河村建夫は皆さんの声を聞き、今後の活動の糧とするためにアンケート調査を実施しました。

Question

皆様のご意見 福島第1原発事故を受け、日本のエネルギー政策はゼロベースで検討すべき局面にあります。
時代の要請は、原子力発電から再生可能エネルギー推進へと変化しつつありますが、電力の多くを原発に依存する現実を考えると、近々の電力をどう補うのか?など課題は山積です。
あなたは日本の今後のエネルギー政策をどのように進めて行くべきだとお考えでしょうか?
忌憚のないご意見をお聞かせください。

写真 山原一紀 [26才]
会社役員/宇部市
「脱原発」路線で昨今のエネルギー政策は議論されていると思いますが、果たしてそれは正しいのでしょうか?僕は決して原発推進論者ではありませんが、どこかにウエートを傾け過ぎると無理が出てくると思います。火力発電等はCO2排出量が問題になってきますし、再生可能エネルギーはコスト、生産量の面で課題があると思います。リスクヘッジしながら「今ある原発を使用しながら再生可能エネルギーの開発する」ことが得策だと考えます。
写真 郷田宏 [53才]
会社役員/宇部市
第2・第3の福島原発事故を起こしてはなりません。私は原子力は放棄すべきと考えます。代替エネルギーとして太陽光なのか風力なのか技術的なことは判りませんが、国策として新しい技術を推進して頂きたい。それと、将来枯渇する重油に代わるエネルギーとして天然ガスが考えられます。東シナ海では中国が天然ガスの採掘を押し進めていますが、日本も採掘できないのでしょうか?自国で採掘できれば、エネルギー問題は解決し、残る食糧問題を解決すれば強い安定した国になれると思うのですが…。
写真 梶井英一 [52才]
会社役員/宇部市
基本的に人間が制御できない存在であると解った今、脱原発へとシフトをするのは必然だと考えます。今後は自然エネルギーを中心にした社会を実現すべきです。ただ、夏であれば昔はクーラーなど無く過ごしていた訳で、なんとか我慢が出来ますが、冬はそうはいきません。やはり、近々は火力発電をフル稼働させて乗り切るしか方策は無いのでは。今回の原発事故により、電気の有り難みを国民は再確認しました。ライフスタイルを見直す時期が来ていると感じているのは私だけでしょうか。
写真 江本智子 [42才]
医師/宇部市
自然災害が多い日本で、100%の安全性を確保しつつ原発を稼働し続ける事は恐らく不可能であり、原発事故のもたらす経済、人体に及ぼす莫大な被害を考えると、脱原発へ向け、エネルギーの転換が必要と考えます。特定の電力会社が発電から送電まで、一手に担うこれまでのシステムから、誰もが発電に参加できる、自由競争システムの導入が必要と考えます。脱原発による経済の停滞を懸念するよりも、新エネルギーや様々なエコ商品開発による経済の活性化を期待します。
写真 三原郁雄 [56才]
団体職員/美祢市秋芳
政府は電力供給の維持を目指し、原発推進を掲げてきたところであるが、この度の原発事故の脅威や深刻さを目の当たりにし、今後のエネルギー政策においては、原子力依存度を減らす必要性を感じるところである。しかしながら、その代替エネルギーとなる種々の発電施設においては、発電量、エネルギーコスト、二酸化炭素削減等の問題もあるが、バランスの取れた分散型エネルギー制度の構築を望むところである。
写真 山口八重子 [70才]
無 職/美祢市
東日本大震災と原発事故で、被害をうけられた方々に御見舞い申し上げます。
原発事故が私達に厳しい教訓を残しました。空気のように使っていた電気、もう今までのように原発にたよるわけにはいかないでしょう。今後は天然ガスの2段階発電で期待がもてるそうですが、資源のない国としては再生可能エネルギーなど多様な方法を考えた方が良いと思います。しかし、どんな政策も時とお金がかかります。私に今できること、節電をすることです。
写真 森 義勝 [62才]
無 職/山陽小野田市
福島原発事故の早期終息は全世界の悲願であります。宇宙船地球号の乗組員である私達は地球内部に蓄積してきた化石エネルギーを短期間の内に使い切ろうとしており、その弊害のしっぺ返しをまさに受けつつあります。私見ですが、原発は地球に優しいクリーンなエネルギー、安全である限り推進すべきと考えます、ぬるま湯と沸騰するお湯の活用には大きな差があります、再生可能エネルギー大いに結構、過去および今回の事故を教訓に人類の英知を結集しこの酷難を全世界が乗り切るしか有りません。
写真 縄田小夜子 [64才]
主 婦/山陽小野田市
東日本大震災、本当に心が痛みます。原発事故、山口県も上関原発計画があり、他人ごとではありません、脱原発も当然だと思います、でもふと周りを見た時電力の必要性という現実に戻ります。エネルギー政策と聞かれても家庭での節電等しか思いつきませんが、私達はもちろん、次世代の子供達が安全で希望を持って生活していただけるように、党にこだわらず、専門家の意見も取り入れて一日も早い政策の実現に向けて真剣に考えていただきたいと願うだけです。
写真 原田成介 [80才]
農 業/山口市阿東
原発に思う、光より速い物質が存在するとか科学の進歩に驚嘆する。現在の生活水準を下げることは不可能、世界規模の頭脳集積で原発の安全性確保、当面最小限な必要な電力供給を原発に依存、水風太陽光等利用拡大に努力、然し膨大な電力供給には疑問?人類の英知を集めて新エネルギー源を開発する。人類の可能性を信じる、福島原発建屋が一瞬に壊れた水素爆発このエネルギーを利用できないか利益優先は敵、真摯な政策に出費は惜しまない。
写真 増山真吾 [38才]
会社役員/萩 市
今後のエネルギー政策について、正直どのようにすれば良いかわからないというのが本心です。ただ、この度の福島第1原発事故は政府の判断で防げた人災事故であると考えます。新しいエネルギー開発をこれから取り組むとなるとかなりの時間を要すると思いますし、また省エネ対策ももちろん必要であると考えますが、そればかり意識しすぎると経済も悪化するのではと心配しております。まずは現状での今まで以上の危機管理の徹底が最重要だと考えます。
写真 中尾里子 [62才]
助産師/萩 市
震災、原発事故は世界の人々に大きな衝撃と,昏迷を与えました。電気の力に圧倒されました。再生可能エネルギーの推進はもちろん、原子力発電も、恐れず人類の英知と勇気でより安全で災害に耐えるものに、また将来を担う子ども達を守る努力と人類愛を持つエネルギー人を育成することを望みます。発電と売電の分離は適正価格を皆が納得する為に必要です。国民に明るい指針を示す決断力ある一歩前進する政治を河村先生にお願いします。
写真 河村明彦 [59才]
団体職員/美祢市美東
福島第一原発の放射能漏れ事故の影響を考えると、今まで通り原発に頼ったエネルギー政策を見直すべきと考えます。山口県では、森林バイオマス・プランを策定し間伐材等を利用したエネルギー地産・地消を目指しており、全国的にも太陽光、風力、地熱等を含めた再生可能エネルギー政策に取り組むことにより、安全・安心なエネルギーにシフトしていくべきではないでしょうか。私たちの生活も大量消費・飽食の時代から心の時代へとシフトしたいものです。

[答 弁]これからの日本のエネルギー政策は、世界が注目しています。

答弁 福島第一原発の事故により原子力発電所の安全神話は揺らぎました。自民党は原子力政策を推進してきた訳であり、我々にも責任はあると理解しています。ただ、資源の乏しい日本のエネルギー事情を考えると、必然性の高い政策であったとも言えます。しかし、今となってはいくつかの盲点があったことは否めず、反省するとともに懸命な検証を実施しているところです。

さて、今後のエネルギー政策について有益なご意見を頂戴することができました。皆さまのご意見から推察すると、強弱はあるものの「脱原発にシフトすべき」との考えの方と、「原発の安全性を高めた上での原発容認派」に大別できるようです。脱原発の意見からは今回の事故を教訓に人間が制御できない技術はあまりに危険すぎるとの主張が読みとれました。それに対して、安全性の向上を条件とする容認派の方々は火力発電のCO2の排出問題やコスト、生産量の面についての課題を指摘されるとともに、現状の原発を稼働させながら、再生可能エネルギーの開発を推進すべきとの意向を示されました。これは宇部市の山原さん、美祢市の三原さんのご意見に総称されています。更に、山陽小野田市の森さん、萩市の中尾さん、増山さんからは、原発を恐れず英知を結集して安全性を高める努力をすべきとの積極的なご意見もいただきました。

写真宇部市の梶井さん、美祢市の山口さん、山陽小野田市の縄田さんからは、今までの様な電気を使い放題の生活を見直すべきではないかとの、ご意見をいただきました。このご意見を拝見して思い出したのが、私の祖母からの教えです。私が子供の頃、電気を点けたままにしていると、祖母は「国の損になるから消しなさい」と言っていましたが、今になって考えますと叡智に富んだ教えであったと痛感しています。しかし、節電にも限界があり、原発の是が非は別にして、今後、原子力発電を拡大していく方向性はありえない現状を受けて、原子力に代わるエネルギー源の確保は急務と言えます。

宇部市の郷田さんは、天然ガスに着眼されています。政府は国内企業による天然ガスなどの調達支援を強化する指針を示しています。政府も原発の穴を埋める電源として火力の位置づけを高めており、円高の強みを生かし、石油天然ガスの権益獲得に力を注ぐ方向性に立っています。多くの方からご指摘のありました再生可能エネルギーに関しては、住宅用太陽光発電の導入を加速するほか、蓄電池の開発に力を入れ、次世代型送配電線構築も推進してまいります。宇部市の江本さんからは誰もが発電に参加できるシステムの構築をとの指摘がありましたが、前述のシステムの中に組み込まなければならない政策です。

また、地熱開発の推進にも力を注いで参ります。日本は地熱の資源量で世界3位を誇りますが、商用発電所は1999年を最後に新設していません。政府はこの度の原発事故を受け、自然公園法などの規制を緩和し、安定した再生可能エネルギーとして地熱活用を拡大する方針を示しています。更には、年間を通じて一定の地中温度を有効利用する省エネ対策があります。東京スカイツリー見学の際に体験したのですが、建物から地下に伸ばした配管に水を循環させて熱交換し、冷暖房の効率を高めています。この省エネ対策は秋芳洞をイメージしていただければ、ご理解いただけると思います。豊富な風力資源を活用する洋上風力発電や美祢市の河村さんがご指摘のバイオマス発電も有力な資源だと考えています。自民党でも総合エネルギー政策特命委員会において、原発政策を検証するとともに、バイオマスや太陽光・風力などの再生可能エネルギーを含めた中長期的な新たなエネルギー政策を取りまとめているところです。阿東の原田さんの「人類の力を信じる。前に進め」とのご意見は、正に日本へのエールです。自民党も世界を牽引するようなエネルギー政策へ向けて全力で取り組みます。


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