衆議院議員 山口第3区 河村たけおオフィシャルサイト
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たけおリポート

河村たけおの耳袋


今回の河村建夫の耳袋は…
T's PARKからのQUESTION(問い) T's PARKからのQUESTION(問い)
現在、「国家の品格」(藤原正彦著)という本がベストセラーになっています。この現象は国民が国の将来像を真剣に考え始めた表れともいえます。そこで、今年9月には小泉首相の後継を選ぶ自民党総裁選が実施されますが、あなたは次期総裁にどのような政策実現を期待されますか?
河村たけおの答弁は下の方にあります。お急ぎの方はこちらをクリック!
国民の皆さんからのOBJECTION!
河村建夫の耳袋とは…
河村建夫の耳袋とは…
異議ありNo1 陰山英男[48才]
立命館大学教授/京都府市
今、日本の教育は、社会全体の命運の鍵となりながら、大きな曲がり角を迎えています。少子高齢化時代の本格的な進行の中で、子どもたちが減っているにもかかわらず、児童虐待、学級崩壊、学力低下、不登校、校内暴力、ニ−トなど、ひとつの問題も解決することなく次々と問題が吹き出しているのです。河村建夫先生と一緒に「日本教育再興連盟」を設立し、「早寝・早起き・朝ごはん」運動を国民運動へ展開していきます。教育にしても、国家にしても「自立」が基本です。「自立した国家」が全ての政策の基準ではないでしょうか。
異議ありNo2 川地真奈美 [42才]
主婦/山陽小野田市
人口減少時代到来の中、「子どもは欲しいが、増やせない」という厳しい現実があります。国の発展には、社会全体による「次代を担う子ども達を生み育てやすい環境づくり」が重点課題と思います。限られた財源の中で、社会保障費の少子化対策に占める割合を上げ、国による税制面・経済面での少子化対策、豊かな心を育むことのできる公教育の充実、親が働きやすい環境づくりなど積極的かつ有効な少子化対策の早期実現を望みます。
異議ありNo3 伊藤深雪[46才]
自営業/山陽小野田市
外交や経済政策も大切ですが、現在日本で深刻な少子化問題・労働問題にも積極的に取り組んで頂きたいと思います。女性の立場から発言させていただければ、特に子育てに関して、出産費用無料化・乳幼児手当の問題など、若い子育て世代に優しい環境づくりも、基本的な政策の一つとして考えて欲しいと思います。少子化で労働力が減り、高齢者を支える年金・医療などの社会保障システムが揺るがない政策も、これからの日本に大切ではないでしょうか。
異議ありNo4 濱口 弘[29才]
会社社長/東京都
現行教育基本法制定の昭和22年と比較して、家庭、学校、社会と教育を取り巻く環境は大きく変化しています。社会については、第三次産業の就業率が64%にもなっています。第三次産業を中心にして、我が国の経済を背負っていく人たちをつくり上げていかなければならないときに、どういう教育をすればいいかを考える必要があります。実際の教育においては、規範意識の低下、道徳心、自律心の低下、いじめ、不登校、中途退学、学ぶ意欲の低下、家庭や地域の教育力の低下など、多くの問題を抱えているわけです。国家に求められるものは、「一に教育、二に教育」です。
異議ありNo5 池田菊江 [78才]
農 業/宇部市
早寝早起き朝ごはん運動を文部科学省が本年から取り組まれたことはとても良いことで、孫と同居していて有難く思います。最近、家庭での基本的生活習慣の乱れを痛感します。児童の虐待、いじめ、不登校など後を絶ちませんが、問題解決の基本はやはり家庭教育にあります。また、少子化問題は大きな社会問題です。私の地域も幼稚園が経営難で無くなり、中学校も統合で他に移り、地域は淋しくなる一方です。元気な女性・母親は殆ど家庭を空け働きにでる状況で、もっと働く女性にゆとりを持たせ家庭生活を重んじる政策・働き方の見直し・仕事負担軽減・経済的支援などの政策を期待します。
異議ありNo6 蔵田晃一[31才]
衣料品販売/宇部市
小泉総理の政策で、日本の景気は回復に向かいましたが、アジアの外交では様々な問題が浮き彫りになり、解決に向けての方向性がみえないのが現状です。竹島問題や靖国問題、拉致問題など、アジアの友好関係が壊れつつあることに危惧を覚えています。次の総裁にはそれらの問題に対して各国から言われるままではなく、日本が悪い所は悪い、間違っていない所は間違っていないといった、もっと明確な態度で日本の主張を述べることができる外交政策を期待しています。
異議ありNo7 原田祐子[69才]
農業/美祢郡美東町
子どもを巻き込んだ最近の事件は、私には考えられない事ばかりで、いったい社会はどうなったのだろうかと思うことが多々あります。また、子どもの教育環境・少子化の問題など働く女性が安心して子どもを産める環境が必要で、企業・職場ではもっと考えてもらいたいと思います。さらに、格差社会の問題が今の私には心配事です。小さな村や地区はどんどん取り残されて行くような気がします。都市中心の政治が行われれば、田舎は不安な気持ちで一杯になります。
異議ありNo8 伊達 緑 [48才]
会社員/美祢市
現状問題としては長年慣習とされている官僚の天下りの問題・年金・介護・少子化等々ありますが、主婦の目線で考えればやはり教育問題です。ゆとり教育がもたらした結果は、国際レベルにおいても顕著な学力低下、それに加えて子ども達をとりまく環境の悪化、核家族化、共稼ぎ夫婦において週休二日制で土曜日は鍵っ子で遊ぶ子、或いは私立学校に行く為に塾通いに終始している子ども達、また、その授業料の為にパートや仕事をする母親達と、親と子のゆとりは無いような気がします。殺伐としたこの世の中で、出産はもとより結婚さえしたくないという若者が増加の一途をたどるような現状を脱却し、生きがいを見出させる政策実現を期待致します。
異議ありNo9 堀 容子[55才]
薬剤師/萩市
医療制度改革について声を大にして言いたい!!高齢者の窓口負担引き上げなどを柱とする医療関連法案は、(高齢者という)弱者の立場になってもっと考えて頂きたいと思います。70〜74歳の窓口負担を1割から2割に2008年4月以降引き上げようとする法案などとんでもない。もっと現場にたずさわっている医師・薬剤師に意見を求め、より良い改革案を検討して欲しいと思います。患者様に信頼される薬剤師を目指す者にとっては寂しい現状です。
異議ありNo10 内富俊隆 [86才]
団体役員/阿武郡
新総裁に望むことの第一は、国内外の治安の向上、つまり自衛隊・警察組織の充実とこれに従事する人々の使命感の確立。第二に、権利は義務・責任を果たすことと同時に与えられるとの教育を徹底すること。権利ばかり主張する風潮に平和な社会は到来しない。第三に、自然環境の保全とエネルギー政策の確立。原子力発電は危険だから止めよというが、交通事情の危険に比べれば遙かに安全であり、火力発電によるCO2の発生こそ即時停止すべき。以上の三点を勇気を持って断行される総裁の出現を強く要請するものです。
異議ありNo11 岩崎喜一郎[41才]
食品製造業/萩市
小泉改革によって東京をはじめとする都市部と大企業主導で景気回復を勝ち取った日本ですが、今後はこの景気の波をどのように地方へと波及させて行くかが大切です。今後の地方分権を実現させて行くには、国土全般に亘って豊かさや価値を見出せる社会でなければならないと感じます。国際的には、混沌とした世界情勢の中で、しっかりとした日本の地位を確保し、他国の不条理な干渉を受けない平和な国づくりを目指して欲しいと思います。
異議ありNo12 重枝知沙[28才]
大学職員/宇部市
近年、若者による悲しい事件が後を絶たない。次の世代を担っていく我々には、若者の心が安心して成長できるような社会を築き上げていく義務がある。大学職員として、20歳前後の学生と接する機会が多いが、彼らには他人に対する素直な感謝の心、小さな発見にも喜びを感じることができる純粋な心を大切にして欲しいと思う。そのためにも、若者がお互いを理解し、のびのびと個性を発揮できるような社会環境が整備されることを期待する。
河村建夫の答弁
河村建夫の答弁
今回の設問に対して、真摯なご意見をいただき心から感謝しております。まさしく小泉政権の光と影の部分が噴出した耳袋となりました。小泉政権は改革政権であり、道路公団民営化や郵政民営化など、戦後の発展の陰で溜まった構造的欠陥に、大胆にもメスを入れ、不良債権処理や景気回復を成し遂げました。このことは小泉首相でなければ実現不可能な改革であり、小泉政権の大きな功績であると認識しています。
しかし、痛みを伴った改革であったことも事実であり、特に景気回復はまだまだ地方では実感に乏しく、格差社会を生んだのではないかと思われるのも確かです。皆さまのご意見からも地方が抱える不安を多く読みとることができました。多くの女性の方からは少子化問題に関するご意見を頂戴しました。「子どもは欲しいが増やせない」という川地さんの切実なご意見。池田さんの「子どもが減って地域は淋しくなる一方です」というご意見。また、伊藤さんからは「若い子育て世代に優しい環境づくり」をというご提言を頂戴しました。猪口少子化・男女共同参画担当大臣が、両立支援(仕事と家庭)・経済支援の二点を挙げ、日本の子育て対策の現状や課題について取り組んでおられます。私も少子化対策に関する政府・与党協議会小委員会の一員としてしっかり取り組んで参ります。
原田さん、岩崎さんからは地方と都市部、中小企業と大企業の格差の問題が提示されました。私は地方出身の議員として、地方の抱える痛みを国政に届け、この是正のために新たな産業集積の形成を推進するなど、地方経済再生のため出来る限りの努力をする所存です。また、格差が固定され、世代を超えて連鎖し、教育や職業選択の機会不平等につながる状況は絶対に避けなければなりません。社会保障政策を充実させるなど、誰もが努力すれば報われる社会への舵取りを担ってまいります。
堀さんからの医療制度改革に対するご意見にも胸の痛む思いです。持続可能な医療制度構築のためとは言え、この傷み重く受け止めました。
さて、私のライフワークである教育問題にも多くのご意見をいただきました。伊達さんからは少子化問題とともに、ゆとり教育の歪みに対するご意見をいただきました。私としては「ゆとり」は「ゆるみ」ではなく時間的・精神的な心のゆとりのなかで個別指導など子どもに応じたきめ細かい指導を行うことが、本来目指すべきゆとり教育であると考えます。とかく批判のあった詰め込み教育を是正し、基礎・基本を大切にし、学習の中で自ら課題を見つけ、間題を解決する力を養なう必要性は今も強く感じています。
立命館大学教授の陰山先生は、基礎計算の徹底的な反復練習で優れた成果を上げられた先生です。現在、私とともに「日本教育再興連盟」で「早寝・早起き・朝ご飯」運動を推進中です。学力を付けるためには正しい家庭生活が大切であることを教育現場の経験を交えながら指摘されています。また、若者と接する機会の多い重枝さんからのご意見、義務教育という過程が、人としての人格を形成する大事な時期にあることを改めて思い起こさせていただきました。感動する心、純粋な心というものは、大人になって急に持とうとしても持てません。家庭の中で、学校の中で、社会の中で心は育つものだと思います。
蔵田さんからは、竹島、靖国、拉致問題等、北東アジアにおける外交問題に明確な姿勢を持って望めというご意見をいただきました。私も今年の二月中国与党交流協議会の一員として訪中した際、中国の軍事力の透明化を図るよう要望して参りました。それぞれの国の受け止め方というのがありまして、ねばり強く、辛抱強くというのが、日本の外交姿勢だと思います。
最後に内富さんの英知に溢れるご意見、日本が抱える問題を提起して頂きました。国内外の治安の向上、そして権利の重さ、環境エネルギー問題。今、我々が目指す「安心・安全な日本」であることの基本となるべき事柄です。これからも、「国から地方へ、官から民へ」「改革なくして成長なし」という小泉首相の言葉通り、改革の芽を大きな木に育てて参ります。



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