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TAKEO's ACTION

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今回のTAKEO's ACTIONは…
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私にとっても、これは平成8年に自民党文教部会長に就任以来10年間、政治家としてのライフワークとして取り組んできたものであり、教育改革の核心テーマであります。
衆議院教育基本法に関する特別委員会が設置され、私は理事に就任し、委員会の本格的論議の初日、NHK中継のもと、小泉首相、小坂文部科学大臣に基本法改正のあり方についてただしました。

今国会での成立拙速ではない

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私が教育基本法特別委員会で小泉首相に同法成立への熱意を伺った際、首相は与党案、民主党案の共通点を見出す方向で審議してほしい、と述べていましたが、私自身、平和で文化的な国家の再興を目指す重要法案ですから、「対立」をことさら煽ることは本意ではありません。短期間であっても有益な結論が得られる舞台はできあがっているのです。
しかも小坂文科相の答弁にあるように、平成12年12月、教育改革国民会議の報告以来、中央教育審議会は40回以上に及ぶ議論を重ねたうえで答申をしております。私が大臣在任中は全国5ヶ所以上でタウンミーティングを行いました。中教審の答申内容はインターネットなどで広く告知し、パブリックコメントを求めており、国民の教育基本法改正をめぐる対話は十二分といってよいでしょう。一部マスコミによる今国会での改正案成立は拙速との批判は的はずれと断言できます。

伝統・文化の尊重、郷土と国を愛する態度を養うことの大切さ

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この度の改正によって、「伝統・文化を尊重し、国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養う」ことが明記されました。それはまず日本人が日本人としての自覚をもって国を愛し、国家の発展に努めることが先決です。すぐれた伝統や文化を先人から継承し、新たな文化の創造に貢献する日本人をはぐくむ努力が欠かせないのです。改正教育基本法案の核心といえます。
中曽根康弘元首相は現行教育基本法について「世界のどこに持っていっても通用するが日本の匂いがしない」としばしば述べておられますが、改正案ではこの欠陥は完全に是正されています。

子どもの内心に立ち入って評価しない

改革案が、子どもの内心に立ち入って国を愛する心があるかどうかの評価を推し進めるものといった誤解が一部の教職員組合などにありますが、子どもの内心に立ち入って評価することは決してありません。わが国の伝統・文化などを進んで調べ、学び、それを生活に生かそうとしているか、歴史上の人物に関心があるか、などを評価の対象とするにとどまります。

宗教上の教養は貴重だが、教義には踏み込まない

国公立の学校が特定の宗教のための宗教教育をしてはならない、という現行法19条第2項が強調され過ぎて、教育現場では宗教教育そのものをタブー視するきらいがあります。しかし、宗教的情操の育成は極めて大事なもので、改正案では宗教上の一般的な教養を尊重することにしています。

「戦争する国の人づくり」は曲解

一部の教職員組合は、改正案が戦争を志向するかのように言い立てていますが、小泉首相が一言で切り捨てているように、世界各国が互いを尊重し、自国を愛することは戦争に駆りたてることにはなりません。

小泉内閣は教育改革に始まり、教育改革で終わる

私が3年前に小泉首相から文科大臣の指名を受けたときに、小泉首相の私への指示書には「知育、体育、徳育プラス食育を重視した人間力向上の教育改革、それと同時に教育基本法の改正について広く国民の意見を聞きながらこの改正に努められたし」とありました。小泉首相の首相就任後初の所信表明演説では改革をすすめるために、長岡藩の「米百俵の精神」を引用され、国民にその意義を説かれました。そして、小泉首相最後の仕事として教育基本法改正を目指しておられるわけです。「小泉内閣の起承転結は、まさにこの教育改革、教育基本法改正にある」と、私は小泉首相に熱意をもって問いかけました。小泉首相もその熱意をしっかり受け止めてくれた、そう確信しております。


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