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たけおリポート

TAKEO's ACTION

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TAKEO's ACTION 2004.6
 
子供たちの心に夢と希望の灯をともしたい。

教育・文化立国と科学技術創造立国へ。

 文部科学大臣に就任して以来、早いもので八ヶ月が過ぎました。改めて、皆さまのご支援のもと与えられた重責に身が引き締まる思いです。政治家を志して教育問題をライフワークとしてきた私にとっては千載一遇の好機であり、将来必ずや「河村建夫の時代に種が蒔かれた」といわれるよう、国家百年の計に立ち、教育・文化立国と科学技術創造立国の実現を目指した改革を積極的に進めていく覚悟です。現在、新しい時代を切り開く、心豊かでたくましい日本人の育成を目指し、画一と受け身から自立と創造へという基本理念のもとで、教育の構造改革を積極的に進めております。この人間力向上のためには、知育、徳育、体育のほか食育も重視しつつ、取り組んでまいる所存です。物の豊かさの中で心の豊かさをいかにはぐくむかが現在の教育の大きな課題となっておりますが、今求められている教育の構造改革をさらに進める観点から、特に次の五点に重点的に取り組んでまいりたいと考えております。
元気回復、ニッポン!!


第一 教育基本法の改正

 第一に、教育の根本を定める教育基本法の改正については、昨年三月の中央教育審議会の答申を踏まえ、国民的な議論を深めつつ、教育基本法の改正に精力的に取り組んでまいります。

第二 子どもの安全、安心の確保

 第二に、子供たちをめぐる事件、事故が大きな問題となっている近年の状況を踏まえ、本年一月に学校安全緊急アピールを発表したところですが、今後とも学校の安全、安心の確保に組織的、継続的に取り組んでまいります。また、青少年の問題行動の深刻化や家庭や地域の教育力の低下等の課題も踏まえ、今後、地域の大人たちの力を結集し子供の活動拠点を整備するため、子供の安全、安心な居場所づくりの具体策を早急に実施し、家庭、地域の教育力の再生に取り組んでまいります。

第三 確かな学力と豊かな心

 第三に、国民の学校教育への信頼を取り戻すためには、子供たちの確かな学力と豊かな心をはぐくむことはもとより、信頼される学校づくりを進めることこそが極めて大切であり、各学校では特色ある取り組みが積極的に行われておりますが、昨今の子供たちの状況については、国民の皆さんから不安や懸念の声が聞かれます。このため、中央教育審議会において幅広い観点から検討いただいているところですが、引き続きその議論を深めてまいります。

第四 学習指導要領の見直し

 第四に、教育課程実施状況調査など全国的、総合的な学力調査の結果や文化審議会答申等を踏まえ、学習指導要領の不断の見直しを進め、国語教育、英語教育や理数教育などの一層の充実改善を図るための検討に着手いたします。

第五 意を決して之を為す

 第五に、これからの社会で活躍できる人材の育成のため、科学技術・学術分野のすぐれた人材や新たな課題に対応したさまざまな分野の専門家の育成、キャリア教育の充実に取り組んでまいります。
 なお、新学習指導要領のねらいは、子供たちに基礎、基本を徹底し、個性を伸ばすとともに、知識、技能に加えて、学ぶ意欲や思考力、判断力等まで含めた幅広い確かな学力をはぐくむことにあります。その為、各学校で創意工夫に満ちた取り組みが行われるよう、教職員定数改善計画を着実に実施し、少人数指導や習熟度別指導など個に応じたきめ細かな指導を推進します。また、学力調査の分析等を進め、学習意欲の向上や指導の改善等をねらいとする学力向上アクションプランを引き続き実施するなど、総合的な施策を進めてまいります。

大臣室にて 豊かな心の育成に関しましては、基本的な規範意識と倫理観、公共心や他者を思いやる心など、豊かな人間性や社会性をはぐくむことを目指します。このため、子供の居場所づくりによる地域の教育力の向上、学校における道徳教育の充実、奉仕・体験活動の推進を図ります。子どもの読書活動の推進に関する法律の制定もあり、全国の約七〇%の小学校、約六〇%の中学校で朝の読書が実施されており、引き続き読書活動の推進を図ってまいります。
 私は、皆さまの強い期待を真摯に受けとめ、これまでの総括政務次官、副大臣としての経験を生かし、私が敬愛する吉田松陰が鎖国下での海外渡航の試みに際して決意を述べた言葉である「意を決して之を為す」の覚悟で文部科学行政に取り組んでまいりますので、皆さまの、特段の御理解を賜りますようによろしくお願いを申し上げます。




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