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活動報告

「衆院選後にいろいろな動き」注目集めるせんたく議連
〜週刊会員情報誌「Kyodo Weekly」より〜

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北川正恭前三重県知事ら地方自治体の首長と有識者などは先月、次期衆院選をにらみ「地域・生活者起点で日本を洗濯(選択)する国民連合」(せんたく)を結成。
今月3日、これに呼応して超党派国会議員による「せんたく議員連合」が107人で発足した。
政界再編や新党と絡めて見る向きもある中、議連共同代表の自民党の河村建夫広報本部長に狙いを聞いた。

マニフェスト高める

〈河村、北川両氏はかつて同じ旧安倍ー三塚派に所属する自民党衆院議員として衆院小選挙区制の実現など政治改革を推し進めてきた。北川氏は1994年に自民党を離党して新党みらいを結成したが、その後知事に転身。新党さきがけの中心メンバーだった園田博之衆院議員(現・自民党政調会長代理)や新進党に参加した議員もせんたく議連へ加わった〉

ーせんたく議連発足のいきさつを教えてください。
「北川氏から今年に入って呼び掛けがあった。昨年の参院選の結果を見ても、地域に根差した生活者の視点・課題に積極的に取り組んだり、国と地方自治の在り方などについて与野党が真剣に議論したりする必要がある、と。ねじれ国会をどう乗り切っていくかといった大きな課題についても話し合っていこうという話になり、与野党から有志議員を募ることになった」

ー参加議員は予想を大きく上回ったようですが。
「自民、民主両党の計8人の発起人議員が、それぞれ5人程度推薦し、40ー50人で発足させようと考えていたが、自薦、他薦が多く出て結局107人となった。自民党からは元法相の杉浦正健国家戦略本部事務総長、伊藤達也首相補佐官(社会保障担当)、菅義偉前総務相らが、民主党からは、野田佳彦広報委員長はじめ枝野幸男元政調会長、小沢鋭仁国民運動委員長といった論客・政策通が集まった」

ー具体的な活動内容は。
「93年当時、事務局長を務めた自民党政治改革推進議員連盟は、かなり政局的な動きをしたが、今回はそうではない。お互いが実直に政策を勉強し、丁々発止議論をして、それぞれ党のマニフェスト(政権公約)に反映させていきましょうという話だ。せんたくが呼び掛ける公開討論会に応じて、違いは違いとしてぶつけ合って、政権選択選挙、マニフェスト選挙を高めることが一義的な目的だ」

与野党で共同提言も

ーどのようなテーマ論争を想定しているのでしょうか。
「中央から地方への税源移譲や道州制導入といった地方分権に関して、しっかり議論したい。イージス艦衝突事故をめぐる防衛省の隠ぺい体質や、年金をめぐる厚生労働省の失態など官僚制度も疲労を起こしており、公務員制度改革も俎上そじょうに載せる。社会保障制度と消費税率引き上げ問題との関係や自治体を巻き込んで環境問題についても取り上げたい。揮発油税の暫定税率の問題はちょっと生々しすぎる。もう少しロングスパンのテーマを考えている」
「せんたく議連の中に、政策テーマごとに部会をつくり、そこで議論を重ねていくことになる。政策議論を活性化させ、霞が関・官僚主義からの脱却を図る。今年春に福田首相への第一次勧告を予定している政府の地方分権改革推進委員会に対する共同提言も検討している」

ー政策融合が起き、政界再編につながるのでは。
写真 「民主党の野田さんは政権交代を掲げ、政界再編は全く考えていないと言っているし、新党になるのではという声もあるが、今の政治状況や現行の小選挙区制度からは考えられない。民主党の顔ぶれを見ると、反小沢系とされる人が多いので、憶測が飛び交うんでしょう。いろんな政策について意見交換し、相手の意見や党の見解を知ることは無意味なことではない」
「再編は次の衆院選が終わるまでないでしょうが、選挙後はいろいろな動きが出てくる可能性がある。民主党が勝てば政権交代になるし、自民党が勝てば、民主党の小沢一郎代表は辞めるでしょう。その時、民主党はどうなるのか。共産、社民両党などの議席数も絡んで、自民、民主どちらも過半数を取れないケースも起こり得る。その場合には部分連合、政策協議となり、せんたく議連の活動が生きてくるはずだ」

数値目標で勝負を

〈自民党内では、せんたく議連の動きについて、与謝野馨前官房長官が、次期衆院選後の政界再編に「影響を与える」と歓迎の意向を表明する一方、伊吹文明幹事長は「各議員の判断で結構だが、『取り込むつもりが取り込まれ…』ということもある」と述べ、慎重な対応を求めている〉

ー伊吹幹事長が苦言を呈したようですが。
「伊吹さんには『反党行為をやるわけではありません。むしろ、地域、環境の視点は福田内閣の視点と合致している』と説明した。麻生太郎前幹事長も民主党の鳩山由紀夫幹事長らと地方政府IT推進議連をつくる。若い議員の間には『衆院選で戦わなきゃいけないのに超党派で仲良くやっている』といった不満や懸念があるようだが、それぞれの議員がさまざまな思いを持ってやっている」
「政権を選択してもらうには政策で勝負しないといけない。自民党も数値目標をもっと明確に出すことを検討しないといけない。与党は野党と違い、数値を明示したら実現しなければならず、公約違反になる恐れもある。ただ、それに耐えうるような政党にならないといけない」

ー国会の在り方についても議論することになりますか。
「ねじれ国会の中で、与野党議員ともどうやって政治家の責任を果たすか。衆院与党の3分の2を超える議席はいつまでもあるものではない。すべて3分の2で再可決すればいいというものではない。民主党も反対ばかりではいけない。国民生活に密接に関連している政策を優先的に実現していく方法を探らざるを得なくなると思う」


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