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活動報告

聞きたい言いたい〜仮払金、無資力には幅を〜 2007年1月25日付 長崎新聞より転載

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カネミ油症被害者の救済策を検討する自民、公民両党のプロジェクトチーム(PT)が今月、協議を再開。仮払金問題でPTは昨年、債務者が「無資力」なら返済免除する法案骨子をまとめたが、分割払い者などは救済され難く、本人死亡時に債務が親族に引き継がれる相続問題の解決策もないため患者側が反発。公民党は返還義務の相続免除案を示し、自民党と折り合っていない。仮払金問題と患者救済にどう取り組むのか聞いた

聞きたい言いたい〜仮払金、無資力には幅を〜ー患者救済の方向は。
放置できない問題であり早急に救済策を打ち出したい。PTで積み上げたものを踏まえ、結論を出す。仮払金に加え、油症治療の研究結果、医療環境の整備にあと二回程度の会合で決着をつけたい。

ー仮払金法案骨子には批判の声が少なくない。
無資力者なら返還は免除するということだから、無資力の条件に幅を持たせれば、かなり免除されるのではないか。基準以上の収入の人は相続の対応をどうするかということになる。

ー債務相続の問題はどう考える。
相続の在り方を度外視して(債務者本人死亡で)即、相続免除なのか、債務を相続して相続人が無資力であれば免除なのか。最初から相続しないのではなく、相続した段階で無資力者であれば外していくというのが基本原則ではないか。相続免除案を出している公明党とよく話し合いたい。

ー家族全員が油症という場合も多く、債務者が親や祖父母の債務も相続するケースは多額に上る。相続の無資力要件適用には矛盾を感じる。
そんなケースもあるのか。相続した人が債務者なら相続分は外すとか、臨機応変なやり方もある。本当は一切合切免除と言ってやれればいいが、資産だけ相続して負債は相続しないことはあり得ない。相続放棄は別だが、一回相続した上で基準に照らし、特殊事例は配慮しながら、できるだけの方法は取りたい。相続の大原則が根底から崩れる例を作ると問題がある。

ー分割払い者の返還免除はないのか。
無資力の基準に合えば免除されるが、どの程度の人が新たに免除されるかは、まだ分からない。

ー患者が強く望む医療費の公的負担について。
カネミ油症だけを特別扱いにはできないという話はあるようだ。一義的には責任は原因企業。医療費の個人負担分を支給することになっているカネミ倉庫発行の油症券を、もっと活用できないか。とにかくこの問題に本気で取り組む態勢づくりを進めたい。

(聞き手は五島支局・山田貴己)


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