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活動報告

6カ国協議合意〜こう考える〜[下]2007年2月22日付 毎日新聞より転載

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核と拉致 切り離すな

6カ国協議合意〜こう考える〜「拉致問題の進展なくして支援なし」との基本線は堅持しながら、北朝鮮の非核化の方向性が出たことを高く評価している。「対話と圧力」路線は全くぶれていない。ひっ迫した北朝鮮の状況が、エネルギー支援という合意の形で出てきたのだろう。だが現時点では、日本が重油支援に参加する可能性はゼロだ。

日本政府は、拉致被害者の生存を問いかけてきたが、向こうからは何の回答もない。北朝鮮はまず「拉致問題は解決済み」との姿勢を変えるべきだ。問題が進展したかどうかは回答次第だが、判断はこちらがする。主導権はあくまで日本にある。最終的には、これだけのエネルギー支援をするのに、日本抜きでいいのか、やれるのかという問題になるだろう。

拉致問題を取り上げることが、日本の孤立化を招くとの声がある。だが、米国も中国も「この問題は日本が譲れない線だ」と理解している。核問題と切り離すわけにはいかない。「解決すべきだ」と絶えず言い続けるべきだ。欧米の理解は高まっているし、これだけ大きな人道、人権問題に取り組む手を緩めるわけにはいかない。

日朝国交正常化交渉で北朝鮮に誠意ある態度がない場合は、さらなる圧力を考えないといけない。自民党内からは、さらに厳しい制裁を求める声も出てくるだろう。政府と連携し、断固とした姿勢で進める党の方針は変わらない。

長期戦を覚悟しないといけない。小泉純一郎前首相の訪朝のようなダイナミックな動きも、進展具合で考えないといけないだろう。絶えず注意深く北朝鮮側の動きに注意を払い、あらゆる情報をとり、飛耳長目の中に糸口を見いだす。粘り強く主張し、北朝鮮を何度も引き戻しながらやるしかない。

【構成・坂口裕彦】


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