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活動報告

日中韓子ども童話交流2012

「日中韓子ども童話交流2012」が8月17日〜8月23日の7日間の日程で初めて韓国で開催されました。昨年の中国に引き続いた開催で、これで念願の3カ国巡回開催が完成しました。

この事業は、韓国と中国と日本の東アジア3カ国の小学校高学年の子どもたちが、政治色を排した形で童話や絵本を通して相互理解と友情を育むことを目的にしています。日本の国会議員が政党を超えて協力する「子どもの未来を考える議員連盟」が企画して、2002年に日本で始まりました。以来、2010年までは子どもたちの体験活動や読書活動を推進する「子どもゆめ基金」の国際交流事業として日本で開催し、2011年は中国で第9回となる交流事業が開催されました。

第10回の本年は、新羅の首都であった「慶州」と朝鮮王朝500年の王都「ソウル」という韓国を代表する都市で開催され、私も日本側の主催者を代表し、開会式で挨拶を致しました。今回のテーマは「光」で、明るさや暖かさ、過去からのつながり、照らされる未来など、子どもたちに夢と希望を与える、極めて実りのある交流となりました。

昨年の中国開催では、2002年、第1回参加のOBが学生リーダーとして子どもたちの活動を支援してくれ、今年の韓国開催でも3人のOBが参加してくれました。さらに、来年の日本開催では、2004年、第2回のOB会を計画しており、3カ国の交流活動が一層広がっていくことを期待しています。

この事業では3か国の言葉が違うので、3か国語の通訳を各班に配置していますが、10年間この事業の主催者として子どもたちの交流を見続けていて気づくのは、中国と韓国の小学生は英語で会話をしているのに対し、日本の小学生はその話の輪になかなかはじめは入っていけないことです。この傾向は年々顕著になっています。アジアの熾烈な競争の中で、日本人の生き残りのために何が必要か、子どもたちは肌で感じとって帰っているようです。しかし1週間寝食を共にした3か国の子どもたちが別れ際、涙を流して抱擁し別れを惜しんでいる姿は、この10年いささかも変わりません。

日本、中国、韓国の3か国は、政治的には非常に難しいバランスの上に共存しています。政府レベルにおいて、どの国であろうとも日本の主権を侵す行為に対して毅然と対応することは当然です。しかし、開会式で檀上から子どもたちを見ると、3か国の100人の子どもたちは、どの子がどの国か、全く区別がつきません。各国の童話も共通のものが少なからずあるのも事実です。それほど近い国同士なのです。日中韓3か国の子どもたちが友情を育み、それぞれが大人になってからも変わらぬ温かい交流を続けていけるよう、私はこれからも全面的にバックアップしていきます。


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